外資系コンサルの知的生産術
引用と学び
- 「アウトプットを出して反応を見る」ではなく「アウトプットを出す前に予測する」
- 共感している ✖️ 面白い:what→why→how
- 共感している ✖️ つまらない:what→why→”how”
- 共感していない ✖️ 面白い:”why”→what→how
- 共感していない ✖️ つまらない:”why”→what→”how”
資料作成やプレゼンの際に、誰をターゲットとして、状態ゴールをどのように持った上でアクションを行うことが重要だが、その論理方法も重要であることを学んだ。相手の現時点の状態を「共感の有無」と「面白さの有無」で整理する。ここでの面白さは「資料やプレゼンに新しい発見があるか?」という意味を持つ。通説や既知の情報は面白くないという意味合いになる。2軸のマトリクスに切った時にどの状態にあるのかに合わせて、why(なぜ)、what(何)、how(どのように)の論理構成を操れるようにしていきたい
知的生産で始める前に戦略から決定する
個人的に「とりあえず着手してみる」「とりあえずデータを見てみる」というアクションをしてしまうことが多く、結局アウトプットに活かされないことが多々あるので、目的意識・アウトプット形式を持った上で、アクションをしたいと思う。
上司やクライアントと話したくない時こそ最も話さなければならない
私生活においてもめんどくさがりで、後回しにする癖があるが、仕事において報告が嫌なような内容な時にはすぐに報告するようになった。
- 論点を明確にするために指示は行動ではなく問いで出す
- ✖️「〇〇に関する資料をたくさん集めておいて」
- ◎「〇〇に関してーーということに答えられる資料を集めておいて」
アウトカム・アウトプットドリブンで業務を進めるためにも、何のためのタスクかを明示することが重要だと感じた。
抽象的なタスク命令に対してはこちら側からすり合わせにいく姿勢も重要だと再認識できた。
インタビューでわかったふりをしないこと
ユーザーインタビューでやりがち。わかったふりをすることで、インサイトを引き出せないことや、インタビューの価値をなくすことにつながるので、恥をかいても、わかったふりをしないことを肝に銘じたい。
- 質問には質問で返す(→相手が質問する時は反対意見や懸念の表明であるケースがほとんど)
- 「この期間で施策は回せますか?」
- 「時間的には問題ないですが、何か懸念がありますか?」
クライアントや部下からの質問事項は懸念をはらんでいることが多い。懸念点を明らかにすることで、懸念自体を相手に与えない、信頼感を醸成できるような言動をしていきたい。
常にポジションを明確に取る
ポジション・スタンス・意見を持たないと「失敗ができない」ということに気がついた。「失敗ができない」ということが最もリスクであるので、常にポジションをとっていきたい。
視座を上げるとは誰の利益を背負っているかということ
「視座を上げる」という言葉をよく聞くが、上記の文章を読んで、腹落ちした。個人の利益のためか、チームの利益のためか、会社の利益のためか、社会の利益のためか、今の言動は「誰の利益を背負っているのか?背負えているのか?」を常に持って振る舞いをしていきたい
数値の皮膚感覚を持つようにする
どうしても定量的に話せないと、抽象的になりふわっとしたコミュニケーションになりがちになる。概観を掴みつつ、パッとて定量的なインパクトや影響範囲などを話せるようにするためにも、自分に関連のある数値はキャッチアップをしておきたい。
抽象行動用語を使用しない
- 検討する/推進する/強化する/実践する/注力する/連携する
上記の「数値の皮膚感覚を持つようにする」と類似するが、共通認識を取れる言葉を利用したい。政治において「検討」するという言葉が横行しているが、具体的に何を、いつ、どこまで、どのようにするのかは最低限語れるようにしたい。ポエムにならないようにする。
とにかく紙にかいて視覚化する
共通認識を持つためにも構造や仮説は紙に書いて視覚化する。視覚化するという些細なアクションでもコミュニケーションのズレを矯正することができるので、個人的にも強く意識している。
まとめ
巷の「知的生産術」のような抽象的な内容ではなく、実務ケースを含んだ具体的な内容であったため、今からの業務に取り込めることができるような本であった。学びに溢れているのでぜひ読んでいただきたい。