SEOにおいてサイト内リンクは非常に重要な役割を果たしています。
本記事では、URL構造を最適化するためにチェックすべきポイントを紹介します。
アンカーテキストはリンク先の内容や動作を推測できる文言か
アンカーテキストとは?
アンカーテキストとは、リンクが設定されているテキストのことです。リンク先のページの内容をユーザーや検索エンジンに伝えるために使用されます。具体的には、「 本ブログのトップページ もぜひご覧ください」の「本ブログのトップページ」部分のテキストを指します。
アンカーテキストの注意点は?
ユーザーも検索エンジンもアンカーテキストからページ内容を推測するため、アンカーテキストにはリンク先の内容や動作を推測できる文言を記述しましょう。「「詳しくはこちら」「こちらをクリック」のようなテキストは、リンク先ページの内容が読み取りづらく、ユーザーにとって不親切です。
アンカーテキストにキーワードが偏り過ぎていないか
大量の偏ったアンカーテキストによるリンクはペンギンアップデートにより不自然なリンクと検索エンジンに認識されます。
ペンギンアップデートとは、2012年4月に実施された質の低い外部リンクを受けるwebサイトの評価を下げるアップデートです。そのため、完全一致のアンカーテキストだけにはせず、バリエーションを持たせ分散しておく必要があります。
上層、同一階層、下層へのリンクは配置されているか
クローラやユーザーがスムーズにサイト内をクロールできるよう、上層、同一階層、下層へのリンクを設置します。関連ページや異なるカテゴリへの遷移を容易にさせる必要があります。
ナビゲーションは、ユーザーと検索エンジンにとって分かりやすいか
また、ユーザーが迅速に目的のコンテンツにたどり着くために、ナビゲーションは重要な役割を果たします。検索エンジンにとっても、ナビゲーションはサイト内を巡回する上で役立ちます。そのため、明確な階層構造で分かりやすいナビゲーションにする必要があります。グローバルナビゲーションで常にトップページ・最上位カテゴリへリンクを張り、サイドナビゲーションなどで関連ページ同士をリンクで繋げましょう。
パンくずリストが適切に設置されているか
パンくずリストは全ページに設置し、階層構造のトップページからの遷移に抜けはないか、またアンカーテキストに各ページごとのキーワードが含まれているか確認します。
メインコンテンツから関連するページにリンクが張られているか
メインコンテンツ内での紹介がユーザーにとって有益と判断されるコンテンツへのリンクや、関連するページへのリンクは、ナビゲーションではなくメインコンテンツ内にリンクを設置しましょう。ナビゲーションよりもメインコンテンツからのリンクを検索エンジンはより評価します。
リンクは検索エンジンが認識しやすい形式か
リンクの形式には「テキストリンク」「画像リンク」「JavaScript」「Flash」「プルダウンメニュー」「フォーム」「イメージマップ」などがありますが、クローラビリティなどの観点から「テキストリンク」「画像リンク」などの静的リンクにするのがベストです。
サイト内リンクのURLは統一されているか
同一ページに張られているリンクに複数のURLが存在していると、そのページに対しての評価がURLごとに分散する恐れがあります。正しくリダイレクトしている場合でも、リダイレクト処理でページの表示速度が遅くなるため、サイト内部リンクURLは正規URLへ統一しましょう。
SEOにおけるURL構造の最適化については、以下の記事で詳細に説明しているので、ぜひご覧ください。

HTMLサイトマップは用意されているか
HTMLサイトマップはユーザーが目的ページにたどり着くためのナビゲーションの役割を果たします。
ユーザーフレンドリーなHTMLサイトマップを作成し、ユーザーがサイト構造全体を把握できるように心掛けましょう。
サイトマップについては以下の記事でも触れているので、ぜひご覧ください

リンク切れは存在していないか
リンク切れとは?
リンク切れとは、リンク先のページにアクセスできない状態のことです。 リンク切れを起こしているページでは、本来ページ表示されるページに変わって、404エラー(404 not found)が画面上に表示されます。 リンク切れの状態に陥っていると、ユーザビリティ・クローラビリティが低下します。
リンク切れの確認方法
リンク切れをチェックする方法は、Google Search Console や W3C Link Checkerがあります。
Google Search Console「インデックスカバレッジレポート」
Google Search Consoleの「インデックスカバレッジレポート」のステータスで、404系のステータスやクロールエラーとなっているページについては、ドメイン内でリンク切れを起こしている可能性があります。
W3C Link Checker
またページ内にリンク切れのリンクを確認する場合は、W3C(World Wide Web Consortium)が提供している「W3C Link Checker」は、リンクの状態をチェックできます。
リダイレクトした場合の遷移先含めて調べてくれますので、リンクのチェックには有用です。
404エラーページが用意されているか
404エラーとは?
404エラー(404 not found)とは、ウェブブラウザが指定されたURLのページをサーバー上で発見できなかった際に表示されるHTTPステータスコードです。
404エラーが発生する原因としては、「URLにスペルミスがある」「ページが削除・非公開にされている」「ドメインが移管されている」「リンク切れになっている」「リダイレクトの設定が間違っている」等があります。
404エラーに対応するために
404エラーを放置すると、ユーザーがサイトを離脱する可能性が高まり、サイトの評価が低下する可能性があります。また、検索エンジンが404エラーページにたどり着くと、それ以上のサイト内をクロールできず、クローラビリティが損なわれる可能性もあります。
404エラーを回避するために、ユーザーフレンドリーな404エラーページを用意しましょう。また、404ページは200ではなく404のHTTPステータスコードを返しましょう。
まとめ
本記事では、SEOにおけるサイト内リンクについて説明しました。サイト内リンクはSEO施策の中でも最重要になりますので、ぜひチェックをしてください。
- アンカーテキストはリンク先の内容や動作を推測できる文言か
- アンカーテキストにキーワードが偏り過ぎていないか
- 上層、同一階層、下層へのリンクは配置されているか
- ナビゲーションは、ユーザーと検索エンジンにとって分かりやすいか
- パンくずリストが適切に設置されているか
- メインコンテンツから関連するページにリンクが張られているか
- リンクは検索エンジンが認識しやすい形式か
- サイト内リンクのURLは統一されているか
- HTMLサイトマップは用意されているか
- リンク切れは存在していないか
- 404エラーページが用意されているか