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データレイヤー変数とは?Googleタグマネージャーでの設定と活用法

データレイヤー変数を用いれば、デフォルトで取得できるデータ以上にカスタムをしてwebサイト上のデータを取得することが可能です。本記事ではデータレイヤー変数の意味や実際の設定方法を詳しく紹介します!

目次

1. データレイヤー変数とは?

データレイヤーの基本概念

データレイヤー(Data Layer)とは、ウェブサイト上のユーザーの行動データや属性情報を一時的に保存し、それをGoogleタグマネージャー(GTM)やGoogleアナリティクス(GA)などのツールに送信するための仕組みです。

簡単に言うと、ページとGTMの間に一時的にデータを保存する箱のようなものになります。

データレイヤー変数とは?

たとえば、「購入金額」「ユーザーのログイン状態」「クリックしたボタン」などの情報をデータレイヤーに保存し、それをトラッキングツールに渡すことで、より詳細な分析が可能になります。

Googleタグマネージャーにおけるデータレイヤーの役割

Googleタグマネージャー(GTM)を利用すると、ウェブサイトのHTMLやJavaScriptを直接編集せずにタグを管理できます。その際、データレイヤーを活用することで、より正確かつ柔軟なデータの送信が可能になります。

具体的には、

  • GA4やGoogle広告のタグにカスタムデータを送信
  • フォーム送信やクリックイベントをトラッキング
  • ユーザーの行動データを詳細に分析

といった使い方ができます。

データレイヤーを利用するメリット

データレイヤーを利用するメリットは、ページ内に含まれていないデータを計測できる点にあります。

ページ内にはURLやページタイトル・DOMの要素は存在するため、計測することができますが、ユーザーIDや購入金額などはページ内に無いデータになります。

データレイヤーを活用することで、ページ内に含まれていないデータを計測することができます。

データレイヤー変数の仕組み

データレイヤーに格納された情報を、GTMのデータレイヤー変数として取得し、タグに渡すことでトラッキングを行います。

例:データレイヤーに「購入金額」を保存するコード

window.dataLayer = window.dataLayer || [];
window.dataLayer.push({
  'event': 'purchase',
  'transactionTotal': 5000
});

この情報をGTMのデータレイヤー変数として設定すれば、Googleアナリティクスや広告ツールに購入データを送ることができます。


2. データレイヤー変数の設定方法

Googleタグマネージャーでの設定手順

  1. GTMにログインし、対象のコンテナを開く
  2. 「変数」メニューから「新規」をクリック
  3. 変数の種類として「データレイヤー変数」を選択
  4. 「データレイヤー変数名」に取得したいキーを入力(例:transactionTotal
  5. 変更を保存し、プレビューで動作確認

具体的なコード例

データレイヤー変数を利用する際は、JavaScriptで情報を送る必要があります。

例:ユーザーのログイン状態をデータレイヤーに格納

window.dataLayer = window.dataLayer || [];
window.dataLayer.push({
  'event': 'userLogin',
  'userStatus': 'loggedIn'
});

このデータをGTMのデータレイヤー変数として取得し、GA4に送信することが可能です。

設定時の注意点

  • データレイヤーはページの上部で定義する(タグが発火する前に情報が必要)
  • データの一貫性を保つ(例えば、userStatusが「loggedIn」か「guest」など統一されているか)
  • ブラウザのデバッグツールで確認(「GTMプレビュー」や「Googleアナリティクスのデバッグモード」を使用)

3. データレイヤー変数の活用事例

GA4でのイベントトラッキング

Googleアナリティクス4(GA4)では、データレイヤー変数を活用してカスタムイベントを計測できます。

例:商品がカートに追加されたイベントを計測

window.dataLayer.push({
  'event': 'add_to_cart',
  'ecommerce': {
    'currency': 'JPY',
    'value': 1200,
    'items': [{
      'id': '12345',
      'name': '商品A'
    }]
  }
});

このデータをGTM経由でGA4に送信し、ユーザーの行動を分析できます。

eコマースサイトでの購入データ送信

ECサイトでは、データレイヤーを活用して購入金額や商品情報をGAや広告ツールに送ることができます。

例えば、Google広告のコンバージョントラッキングで購入データを送る場合:

window.dataLayer.push({
  'event': 'purchase',
  'ecommerce': {
    'transaction_id': 'T12345',
    'value': 5000,
    'currency': 'JPY',
    'items': [{
      'id': 'A001',
      'name': '商品A'
    }]
  }
});

これにより、広告の効果測定やROI分析が可能になります。

広告計測への応用

Google広告やFacebook広告のコンバージョントラッキングにもデータレイヤー変数は有効です。例えば、Google広告のリマーケティングタグと組み合わせて、ユーザーの行動に応じた広告配信が可能になります。


4. データレイヤー変数に関するよくある質問

Q1. データレイヤー変数が取得できない場合の対処法は?

  • ブラウザのデバッグツール(開発者ツールの「Console」)でwindow.dataLayerの内容を確認
  • GTMのプレビューでデータレイヤーの状態をチェック
  • 変数名が正しく設定されているか確認

Q2. データレイヤー変数とカスタムJavaScript変数の違いは?

  • データレイヤー変数:データレイヤーに格納された値を取得
  • カスタムJavaScript変数:ページ内の要素やスクリプトから値を計算して取得

Q3. 変数の設定ミスを防ぐポイントは?

  • 命名ルールを統一(例:transactionTotaltotalTransactionにしない)
  • 設定変更後は必ずプレビューで動作確認

5. データレイヤー変数を活用して正確なデータを取得しよう!

データレイヤー変数は、Googleタグマネージャーを使ったデータ計測の精度を向上させる重要な仕組みです。

本記事のまとめ

  • データレイヤー変数は、ウェブサイトのデータをGTM経由で取得する仕組み
  • GA4や広告タグの計測精度を向上させる
  • 設定ミスを防ぐためにデバッグツールを活用

まずは、GTMでデータレイヤー変数を設定し、正確なデータ計測を実践してみましょう!

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